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【米ギャップ】 北米市場が好調で売上げ回復鮮明に、通期の既存店5%増収

 米カジュアル衣料チェーン大手、ギャップの売上げ回復基調が鮮明になってきた。「ギャップ」「バナナリパブリック」「オールドネイビー」の主要3ブランドの北米市場での販売が好調なことが要因。

 

 同社が発表した2013年1月期第4四半期(12年11月~13年1月)の既存店売上高は、ギャップ北米部門が前年同期比4%増、バナナリパブリック北米部門が3%増、オールドネイビー北米部門が8%増といずれも前年同期のマイナス成長からプラス成長に転じた。海外事業を統括する国際部門は2%減と不調だったものの、北米市場の好調で全社ベースでは5%増となった。

 

 この結果、13年1月期通期でも既存店売上高は5%のプラスと前期の4%のマイナスに比べて大きく改善した。

 

 同社は2月28日に13年1月期の決算数値を発表する予定。