弁当・総菜製造大手のわらべや日洋(東京都小平市)は2月4日、セブンーイレブン・ジャパンを引受先とする第三者割当増資を実施すると発表した。
2月26日を払込期日としてセブンーイレブンは1株1528円で100万株を引き受ける。これによりセブンーイレブンの持株比率は7.19%から12.46%に高まり、わらべや日洋の単独筆頭株主となる。
わらべや日洋の連結売上高は2012年2月期で1633億円だが、その約7割はセブンーイレブン向け。同社は今回の増資で調達する約15億円を東京都内の工場の生産設備増強と四国新工場の建設資金に充てる。同社はセブンーイレブンの四国進出に合わせて今年12月に香川県で新工場を稼働させる予定だ。