弁当・総菜製造大手のわらべや日洋(東京都小平市)は1月21日、セブンーイレブン・ジャパンの四国進出に合わせて、同エリアの店舗に弁当やおにぎり、麺類などを供給する新工場を香川県坂出市に新設すると発表した。
敷地面積は2万2715平方メートルで、今年12月に稼働の予定。完全子会社のわらべや関西(大阪府摂津市)が建設する。
セブンーイレブンは今年3月から高松市と徳島市を皮切りに四国での出店を始める予定で、2015年度末までに四国での店舗数を250店にまで増やす。そのほか、香川県と徳島県でコンビニエンスストア「サンクス」を運営するサンクスアンドアソシエイツ東四国(高松市)がサークルKサンクスとのフランチャイズ契約を満了し、3月以降順次「セブンーイレブン」に店舗を転換する予定だ。
わらべや日洋のほかにもプリマハム子会社で調理パンや総菜を製造するプライムデリカ(相模原市)がセブンーイレブン向け専用工場を四国で稼働させる見通し。