【ライフコーポ】 既存店不振で営業利益は半減、3~11月期

2013/01/16 00:00
ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 食品スーパー最大手のライフコーポレーションが発表した2011年3~11月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が3865億円、営業利益が42億円だった。今期から食品製造子会社を連結化して連結決算に移行しているため単純比較はできないが、単独決算だった前年同期に比べて、営業収益は3.9%増、営業利益は43.8%減となっている。

 9店舗を新設した効果で営業収益は伸びたものの、競争激化などで既存店の粗利益が減少、大幅減益となった。新規出店や改装に伴う販売管理費の増加も利益を圧迫した。

 13年2月期通期の業績予想は営業収益が5200億円(前期との単純比較で3.7%増)、営業利益は71億円(同31.7%減)を見込んでいるが、3~11月期累計で通期予想に対する営業利益の進捗率は60.1%にとどまっており、既存店の売上げが回復しなければ通期予想を下回る可能性もある。

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