外食大手のすかいらーくでは1月1日付けで米マクドナルドの元社長、ラルフ・アルバレス氏(57歳)が取締役会長に就任した。
アルバレス氏はバーガーキング、ウェンディーズなどハンバーガーチェーンの幹部を経て、2003年に米国マクドナルドCOO(最高執行責任者)、05年北米マクドナルド社長に就き、06年から09年までマクドナルドコーポレーション社長兼COOを務めた。
すかいらーくは現在、米大手投資ファンドのベインキャピタルの傘下で再建途上にあるが、長く外食経営に携わってきたアルバレス氏の手腕を生かし、再建のスピードアップを図る。
なお、当初はアルバレス氏が代表取締役会長に就任予定と発表していたが、取締役会において代表権は持たないことに決まった。