日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体がまとめた加盟企業310社の11月の売上高は既存店ベースで前年同月比1.5%のマイナスで、9ヵ月連続の前年割れとなった。
全国的な寒さで衣料品や寝具などの売れ行きがよかった11月だが、食品が売上高の9割近くを占める食品スーパー各社はその恩恵を受けられなかった。
商品別の既存店売上高をみると、生鮮3部門が1.7%減、総菜が1.4%減、日配が1.8%減、一般食品が1.6%減で、非食品だけが1.4%増と前年実績を上回った。
新店を含む全店売上高は1.0%増で、2ヵ月ぶりのプラスとなった。