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【JR東日本など】 交通系電子マネー、全国約20万店で相互利用可能に

 JR東日本など11社・団体は12月18日、10種類の交通系ICカードの相互利用サービスを来年3月23日から始めると発表した。

 

 相互利用が可能になるのは、JR東日本の「スイカ」や首都圏大手私鉄系の「パスモ」、JR東海の「トイカ」、JR西日本の「イコカ」、JR九州の「スゴカ」など10種類で、1枚のカードで52の鉄道事業者、96のバス事業者を利用できるようになる。

 

 また、関西私鉄系の「ピタパ」を除く9種類については、電子マネーとしても各加盟店で相互に買い物に利用できるようにする。スイカの約11万9600店を筆頭に9種類のカードの加盟店舗数を合計すると約20万店(12月1日現在)に及ぶ。

 

 流通系の電子マネーではイオンの「ワオン」が自動販売機や宅配便のドライバー端末など約9万3000ヵ所を含めて計15万2000ヵ所(10月末現在)で利用できるが、交通系電子マネー連合は利用可能店舗数でワオンを大きく凌ぐことになる。