セブンーイレブン・ジャパンは東京電力管内を中心とした約100店舗に蓄電池を設置、10%以上の電気料金削減を見込む実証実験を来年1月から始める。
料金の安い夜間に蓄電池へ充電、日中のピーク時に蓄電池の電気を利用することで消費電力を減らし、電気料金の削減につなげる。ほぼ全店に設置済みのスマートセンサーや照明のLED化などを組み合わせることで10%以上の電気料金削減につなげる。
東京電力は今年4月に企業向け、9月には家庭向けの電気料金を値上げした。他の電力会社でも原子力発電所停止による燃料コストの上昇などから値上げの動きが相次いでおり、セブンイレブンでは店舗の省電力化を急ぐことでコストの抑制を図る。
同社では店舗の電気料金の8割を本部が負担、残り2割をフランチャイズ加盟店が負担している。