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【NEC】 100個以上の店頭商品を瞬時に識別する新技術を開発

 NECは大量の商品を同時に識別し、その種類や位置、個数などを識別する技術を開発した。コンビニエンスストアやスーパーなどでこの技術を導入すれば、店頭での在庫管理や需要予測の精度を向上させることができるという。

 

 カメラの画像から商品の特徴を識別する技術と弱い電波を出す特殊シートを使って商品を検知する技術を組み合わせた。

 

 商品を識別するバーコードやICタグを利用しなくても、画像に映ったすべての商品を瞬時に識別できる。ペットボトルと缶の飲料で技術評価を行った結果、100個以上の商品を同時に識別できることを確認した。

 

 棚の奥などカメラで撮影できない場所は、陳列棚に敷いた特殊シートで商品の有無を検知する。

 

 同社はこの技術を活用した新システムを近い将来、流通、製造、物流などの業種に向けてクラウド型のサービスとして提供する予定だ。