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【三井不動産】 マレーシアで大型アウトレットモール開発、空港敷地内に

 三井不動産はマレーシアの首都クアラルンプールで大型のアウトレットモールを開発する。2013年春に着工し、14年冬に第1期オープンを目指す。第2期以降の増床オープンを経て、最終的には店舗面積約4万6300平方メートル、店舗数約240店と同社が運営するアウトレットモールでも最大級の規模となる予定。

 

 施設の名称は「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(仮称)」で、クアラルンプール国際空港の敷地内に約18万平方メートルの土地を30年契約で賃借する。空港運営会社と合弁で開発・運営会社を設立、三井不動産が70%を出資する。

 

 同空港周辺地域ではオフィスやコンベンションセンター、物流施設、テーマパークなどの開発計画があり、13年5月には第2空港の開業も予定されている。

 

 三井不動産は中国・浙江省寧波市でアウトレットモールを運営しているが、東南アジアでは今回が初の物件となる。同社は今後、欧米とアジアで17年度までに約5000億円を投資する計画を掲げており、海外事業を強化していく方針だ。