日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体がまとめた加盟企業310社の10月の売上高は既存店ベースで前年同月比2.8%のマイナスで、8ヵ月連続の前年割れとなった。
土・日曜日の数が前年に比べて2日減ったこともあって、前月の1.3%減より下落幅が広がった。
商品別の既存店売上高をみると、生鮮3部門が3.8%減。野菜の相場安が続く青果が4.5%減、不漁の水産品も4.3%減と落ち込んだ。比較的安定している総菜も2.1%減と振るわなかった。
新店を含む全店売上高は0.4%減の7881億円で、3ヵ月ぶりのマイナスとなった。