日本フランチャイズチェーン協会が発表した主要コンビニエンスストア10社の10月の売上高は、既存店ベースで前年同月比2.1%の減少で、5ヵ月連続のマイナスとなった。
10月は全国的に晴れた日も多く、弁当、総菜、デザートなど日配食品は好調に推移したが、タバコ購入者の減少などもあり、既存店売上高は前年実績に届かなかった。
既存店ベースでの客数は0.9%減、客単価は1.2%減だった。
一方、店舗数は前年同月に比べて5.0%増、数にして2186店舗増加しており、全店ベースでの売上高は2.4%のプラスだった。
商品部門別の売上高は、日配食品が3.7%増、加工食品が7.4%増と増える一方、非食品は2.0%減、サービスは4.3%減と不調だった。