メニュー

【米ウォルマート】ブラジル、インド、中国でも内部調査、腐敗防止法違反で

 米ウォルマート・ストアーズは11月15日、ブラジルとインド、中国で海外腐敗行為防止法(FCPA)違反に関する内部調査を始めたことを明らかにした。

 

 メキシコでは現地子会社が新店の開発認可を巡って当局者に賄賂を贈った疑いですでに第3者の助言を受けながら内部調査を開始しており、結果を公表するとしている。この件に関しては米司法省と米証券取引委員会のほか、メキシコ当局も調査を進めていると報道されている。

 

 なお、同日に同社が発表した2012年2~10月期の業績は、売上高が前年同期比5.4%増の3390億ドル、営業利益が5.7%増の192億ドルだった。主力の米国ウォルマート部門の8~10月の既存店売上高は1.5%増と5四半期連続でプラスを記録した。