サークルKサンクスは11月15日、マレーシアで現地事業との合弁会社を設立し、コンビニエンスストアの展開に乗り出すことを明らかにした。同社としては初の海外進出となる。また、マレーシアで日系コンビニエンスストアが店舗を運営するのも初めて。
現地で自動車販売や食品・日用雑貨の卸などを手がけるモファスグループと合弁で12月にサークルKマレーシア(クアラルンプール市)を設立、「サークルK」ブランドでコンビニエンスストアのフランチャイズ展開を行う。合弁会社にはサークルKサンクスが30%、モファスグループが70%を出資する。
来年秋に1号店を出し、3年間で300店舗の出店を目指す。
また、同社は米サークルKストアーズとアジアでの合弁会社設立を協議していることも発表した。米サークルKストアーズは「サークルK」のブランド使用権を供与する形で、アジア6ヵ国・地域において約900店舗を展開しているが、アジア地域をサークルKサンクスとの合弁事業とすることで、出店拡大を図るのが狙い。