H2O、和食店チェーンの「梅の花」と資本・業務提携

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 阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは11月14日、和食店などを展開する梅の花(福岡県久留米市)と資本・業務提携を結んだ。

 H2Oは昨年9月、株式公開買付(TOB)でうどん・そば店チェーンの家族亭を傘下に収め、外食産業に本格進出したが、梅の花との提携でさらに外食事業の拡大を目指す。

 12月3日付けで梅の花が実施する第三者割当増資約6億3600円と新株予約権付社債約22億6000万円を引き受ける。第3者割当増資を引き受けた後のH2Oの出資比率は5.09%となり、創業一族に続く第4位株主となる。

 両社は今後、食材の相互供給や共同商品開発、物流の効率化などについて協議、海外での合弁会社設立も視野に入れる。H20は梅の花に取締役1人を派遣する予定。

 梅の花は湯葉と豆腐を主体にした和食店「梅の花」のほか、持ち帰り寿司の「古市庵」など256店舗を展開、2012年9月期の売上高は300億円、営業利益は5億円で、東証2部に上場している。

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