ファーストリテイリングでは11月１日付けで４人が新たにグループ執行役員に就任、執行役員は合計で33人となった。
新任の執行役員は柳井正会長兼社長の長男で子会社リンク・セオリー・ジャパン会長の柳井一海氏のほか、欧州事業CEOのベーント・ハウプトコーン氏など。
柳井社長は「後継者は世襲しない」と公言しており、長男の一海氏には大株主の立場から経営を監督させる考えを示していたが、執行役員となったことで経営の執行にも責任を持つ立場になる。
柳井社長の次男の康治氏も今年９月に同社に入社していることから、創業家による経営支配の色合いが強まっているとの見方もある。