カー用品専門店チェーン大手のオートバックスセブンは10月30日、2013年3月期の連結業績予想を下方修正した。売上高は前期比1.4%減の2340億円、経常利益は15.1%減の130億円を見込む。従来予想を売上高で85億円、経常利益で29億円下回り、増収増益予想から一転、減収減益となる。
上期(12年4~9月)の業績が計画を下回ったことに加えて、エコカー補助金制度の終了に伴う新車需要の減少などにより、売上高が減少する。昨年の地上波デジタル放送移行に伴う特需の反動もあり、上期に続いてカーナビゲーションの単価下落が見込まれることも利益圧迫要因となる。
同社の上期の業績は、売上高が前年同期比3.5%減の1107億円、経常利益が32.5%減の49億円となったようだ。