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【スタートトゥデイ】4~9月期は14%の営業減益に、新規客の獲得伸びず

 ファッション衣料品の通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイは10月18日、2012年4~9月期の営業利益が前年同期比14.1%減の28億9000万円になったようだと発表した。従来予想を6億円下回り、07年の上場以来、上半期で初めての減益決算となった。

 

 同社によれば新規会員の獲得が思うように伸びず、商品取扱高が計画に達しなかったことが要因。会員獲得のためにテレビCMやカタログ発行などの宣伝・販促費がかさんだ。さらに夏のセールの時期を例年より約3週間遅らせたことも、新規会員の獲得が進まない要因となった。

 

 サイトに出店する企業から受け取る手数料収入が中心の売上高は前年同期比11.7%増の179億円で、従来予想に25億円届かなかった。

 

 ただ、通期の業績予想は変更しておらず、13年3月期では売上高が前期比31.1%増の417億円、営業利益が35.5%増の104億円、純利益が37.5%増の63億円を見込んでいる。