【DCM】前年の特需の反動大きく減収減益に、3~8月期

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 ホームセンター大手のDCMホールディングスが発表した2012年3~8月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比2.0%減の2266億円、営業利益が14.2%減の122億円と減収減益だった。

 昨年の震災特需の反動で建築資材や収納用品などの売上げが落ち込んだほか、地上波デジタル完全移行に伴う特需で売れていたテレビや地デジチューナーなどの販売が大幅減となった。既存店売上高は3.0%減で、新設の7店舗(閉鎖は3店舗)を含めても売上高は前年実績に届かなかった。

 8月末での店舗数はカーマ132店、ダイキ159店、ホーマック219店の計510店となった。

 なお、前年に計上していた震災関連の特別損失約29億円がなくなったことから、純利益は30.5%増えて71億円となった。

 13年2月期通期の業績予想は従来通りで、営業収益が0.2%増の4428億円、営業利益が1.2%増の200億円と共に微増を見込む。

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