日本フードサービス協会が発表した8月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比2.3%増となり、2ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
前年は節電や花火、祭りなどのイベント自粛の影響で外食店の客足が鈍っていたが、今年は猛暑の影響もあってビヤガーデンなどが好調だった。土日を加えたお盆休みの期間が前年より長かったこともプラス要因となった。
主な業態別ではファーストフードが2.3%増、ファミリーレストランが2.6%増、パブ/居酒屋は前年並み、ディナーレストランが6.6%増、喫茶が2.2%増だった。
ファーストフードではアイスクリームの販売が好調、ファミリーレストランでは「焼き肉」が14.8%増と3ヵ月連続で大きく伸びた。ディナーレストランはお盆期間の需要増が売上げを押し上げた。