ファミマ、都内2400店で処方薬=受け取り可能店舗を大幅拡大

時事通信
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コンビニエンスストア「ファミリーマート」の看板
コンビニエンスストア「ファミリーマート」の看板=4日、東京都中央区(時事通信社)

 ファミリーマートは25日、東京都内の大半となる約2400店舗で処方薬を受け取れるサービスを26日に始めると発表した。店内のロッカーで受け渡しを行う実証実験は昨年度に11店舗で実施したが、レジでの受け取りなどが可能になったため、対象店舗を大幅に拡大する。

 サービスの名称は「ファミマシー」。最短で受診の翌日に、医師の処方箋に基づいて薬局で購入する処方薬を店頭で受け取れる。送料や手数料はかからない。

 利用者は事前に会員登録。まず医療機関で受診した際にサービスの利用意向を伝え、スマートフォンなどで受け取り店舗を指定する。薬剤師から電話で服薬指導を受けてオンラインで代金を支払い、配送完了の通知後に店頭で受け取る。

 凸版印刷の薬局運営子会社「おかぴファーマシーシステム」(東京)と提携して実施する。ファミマは、自分で処方箋を薬局に持ち込む必要がなく、待ち時間も発生しないメリットがあるとして、サービスの全国展開も視野に入れている。

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