イオンは9月1日、次世代の経営幹部を育成するための社内機関「イオンDNA伝承大学」を開校した。
イオンの経営陣が講師となり、創業以来受け継がれてきた理念や価値観を次世代に伝承していくことを目的とする。国内外のグループ従業員35万人の中から受講者を公募、年間40人が毎月1回・2日間の集中講義を受ける。
学長にはイオンディライト会長でイオン副社長などを務めた古谷寛氏が就任した。講義は具体的な経営課題や事例をもとにしたディスカッションを中心に進める。1年間の講義を修了した受講者は、グループの経営者の下で一定期間実務経験を積む。