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【ビックカメラ】創業者の新井相談役が会長に復帰、取締役には就かず

 家電量販店大手ビックカメラの創業者で相談役の新井隆二氏(66歳)が9月1日付けで会長に復帰する。ただ、代表権は持たず取締役にも就かない。

 

 新井氏は2009年2月、過去の決算について不適切な会計処理があったと指摘されたことなどから代表取締役会長を辞任した経緯がある。

 

 ビックカメラは6月に同業のコジマの株式の50%強を取得し、子会社化した。今後、両社の融合を進める上で新井会長の発言力が強まっていく可能性がある。

 

 なお、ビックカメラは9月1日付けで取締役執行役員経営企画本部長兼経営企画部長の安部徹氏が常務執行役員に、財務部長の小谷恭一氏が執行役員にそれぞれ昇格するなどの役員人事を併せて実行する。