持ち帰り寿司チェーン大手の小僧寿しは8月8日、5年後に国内外で約1200店舗の体制を目指す5ヵ年計画を発表した。現在はまだ店舗がない中国・東南アジアを中心に海外でのエリアフランチャイズ(FC)を中心に積極的な拡大策を取る。
2016年12月期を最終年度とする5ヵ年計画で、12年12月期末の見込みで直営398店、FC255店の店舗数を16年12月期には直営479店、FC718店を目指す。FC店舗のうち360店は海外に出す予定。
これによって12年12月期見込みで2億円の営業利益を16年12月期には29億円に増やす。同じく売上高は206億円から295億円に拡大する見通し。
小僧寿しはすかいらーくの子会社だったが、今年3月に投資ファンドのイコールパートナーズが買収、同ファンドのオーナーである木村育生氏が社長に就任し、経営立て直しを図っている。