イオンモールは今年9月、EC(電子商取引)事業に参入する。楽天が運営する「楽天市場」やスタートトゥデイの「ゾゾタウン」のようにさまざまな企業・ブランドが出店するオンラインショッピングモール「イオンモールオンライン」を立ち上げる。
全国で大型ショッピングセンター(SC)を運営する同社の強みを生かし、SCに入居するテナント各社にECサイトへの出店も促す。立ち上げ当初はライトオンやワールドなどアパレル関係を中心に約130店が出店する予定。
ECサイトとSCの連携を図り、ECサイトで注文した商品をイオンモールのSCで受け取れるようにする。SC内の店舗で試着した商品を自宅に帰ってからネットで注文するなどの相乗効果を期待する。
イオンが8月10日に開設するグループのポータル(玄関)サイト「イオンスクエア」とはIDやポイントを共通化する。