伊藤忠商事は7月19日、英アパレルメーカーのブラムホープ・グループ・ホールディングスを買収すると発表した。
ブラムホープ社は2000年の設立で、売上高は1億1600万ポンド(約145億円、12年3月期)。英大手小売業のマークス&スペンサー(M&S)を主力販売先とし、M&Sにとっては衣料品分野で最大規模の取引先の一つ。全商品がプライベートブランドのM&Sに女性肌着や紳士シャツなどを中心に衣料品を幅広く供給している。
伊藤忠商事はブラムホープ社を通じて欧州小売業との取引拡大を図ると共に、ブラムホープが持つインド、スリランカ、カンボジアなどの自社工場を活用して日本企業にも商品を販売していく方針。