セブンーイレブン・ジャパンは無料での配送サービス「セブンらくらくお届け便」を8月上旬から順次スタートさせる。8月中に約100店舗、9月中に約100店舗の計約200店舗で先行スタートさせ、来年1月から本格的な拡大を図る予定。
スーパー各社が行っているネットスーパーは買い物金額が一定額を超えないと配送料は無料とならないが、「らくらくお届け便」は電話で注文を受けた商品や客が店舗で購入した商品を無料で届ける。高齢者などが荷物を持ち運ぶことなく、気軽に買い物ができるようになる。
セブンイレブンはこれまで専用車両を使った移動販売「セブンあんしんお届け便」や食事宅配「セブンミール」の展開を順次拡大してきたが、「らくらくお届け便」によってさらに配送サービスを充実させる。
なお、各店舗からの配送用車両としてはトヨタ車体が7月2日に発売した一人乗り電気自動車の新型「コムス」を採用する。