米ドラッグストア大手のウォルグリーンは、欧州同業大手のアライアンス・ブーツと資本・業務提携する。
現金と株式交換でアライアンス・ブーツの株式の45%を取得する。取得額は67億ドル(約5360億円)で、8月末までに取得を完了する予定。
ウォルグリーンは3年以内に残りの55%の株式を取得し、アライアンス・ブーツを完全子会社化するオプションも獲得した。
ウォルグリーンは米国とプエルトリコでドラッグストア約7900店舗を運営し、2011年度の売上高は720億ドル(約5兆7600億円)。一方、アライアンス・ブーツはイギリスを中心に11ヵ国で約3300店舗のドラッグストアや薬局を運営するほか、医薬品卸や化粧品・大衆薬の製造も手がけており、11年度の売上高は230億ポンド(約2兆9000億円)。
両社が統合すれば世界最大のドラッグストアチェーンが誕生することになる。