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【全国スーパー】5月の既存店売上高は1.7%減、3ヵ月連続のマイナス

 日本チェーンストア協会がまとめた加盟57社(7784店舗)の5月の売上高は1兆352億円で全店ベースでは前年同月比2.0%減、既存店ベースでは1.7%のマイナスだった。

 

 前年同月に比べて土日祝日が2日間少なかったことが響いた。総売り場面積が1.6%減となったために、既存店より全店ベースの落ち込み幅が大きかった。 

 

 商品部門別の既存店売上高は食料品が1.9%減、衣料品が1.1%減、住関品が0.9%減だった。食料品では放射性物質の汚染問題が影響する畜産品、水産品がそれぞれ5.6%減、3.4%減と落ち込んだほか、中旬以降の低温でアイスクリームやそうめんが不調だった。 衣料品はクールビズ関連は好調だったものの機能性肌着などが売れず、住関品は前年の反動で家電製品が大きく落ち込んだ。