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【あさひ】3~5月期の営業益は16%減、前年の反動大きく

 自転車専門店大手のあさひが発表した2012年3~5月期の業績は、売上高が前年同期比4.3%増の115億円、営業利益が16.4%減の19億円だった。

 

 直営13店舗、フランチャイズ(FC)店1店舗を新設したことで売上高は前年同期を上回ったが、前年の震災後に一時的に販売量が大きく伸びた反動で、既存店が苦戦した。既存店売上高は3月が21.9%減、4月が13.1%減と大きく落ち込み、5月は1.6%減まで回復した。

 

 新店が増えたことによる投資負担や人件費負担の増加も利益を圧迫した。店舗数は直営269店舗、FC20店舗の合わせて289店舗となった。

 

 13年2月期通期の業績予想については、売上高が17.4%増の417億円、営業利益が21.4%増の53億円と従来と変わらない。