イオン、第1四半期の営業利益は8.2%増、金融事業がけん引

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 イオンが発表した2019年2月期第1四半期(18年3~5月)の連結業績は、営業収益が前年同期比1.8%増の2兆1046億円、営業利益が8.2%増の396億円と増収増益だった。特別損失の計上や税負担が減ったことで、純利益は78.3%増の65億円となった。

 セグメント別では、クレジットカードなどの総合金融事業の営業利益が17.2%増の174億円となり、全体をけん引した。ディベロッパー事業も4.2%増の131億円の営業利益を稼いだ。一方、GMS(総合スーパー)事業は45億円の営業赤字。前年同期に比べて赤字幅は18億円改善したが、黒字化できなかった。ドラッグストアのウエルシアホールディングスを中心とするヘルス&ウエルネス事業は、薬価引き下げの影響もあり、営業利益は2.7%減の55億円にとどまった。

 主な子会社の第1四半期の営業利益は、GMS事業のイオンリテールが32億円の赤字、SM(スーパーマーケット)事業のU.S.M.Hが12.5%増の30億円、ウエルシアホールディングスが2.6%減の61億円、ディベロッパー事業のイオンモールが4.5%増の126億円だった。

 

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