【マックスバリュ】中部・北海道ともに大幅減益、2~4月期

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 イオン子会社のマックスバリュ(MV)中部(三重県松阪市)とMV北海道(札幌市)が発表した2012年2~4月期決算は、ともに大幅な減益となった。

 前年同期は震災の影響で各社がチラシ販促を自粛、値引き販売が減ったことで粗利益率がアップすると同時に販売促進費が抑制される効果があったが、今年はその反動が出た。

 MV中部の営業利益は前年同期比41.8%減の3億円、MV北海道は2700万円の営業赤字(前年同期は7100万円の黒字)だった。MV中部は新店投資負担も影響した。MV北海道は震災の影響がなかった10年2~4月期の3億円の営業損失に比べると赤字幅は改善している。

 売上高に当たる営業収益はMV中部が4.8%増の303億円、MV北海道が3.2%増の201億円。両社とも既存店売上高はプラスで、販売は好調だったが粗利益率は悪化した。

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