セブンーイレブン・ジャパンはチルド温度帯で管理・販売するオリジナルの生菓子(スイーツ)の販売を強化する。メーカーが運営するセブンイレブン専用工場の設備増強や新設によって商品供給量を2倍以上にする。
5月15日からは同社としては初めてオリジナルスイーツのテレビCMを放映、今年度のオリジナルスイーツの売上高を前年比で1.5倍に増やす。
専用工場を運営するメーカー各社が総額80億円を投資して、18工場で製造設備を増強するほか、今年1月に完成した茨城県の新工場を含めて3ヵ所に専用工場を新設する。これにより、専用工場は今年度中に全国23ヵ所に増える。
セブンイレブンは2011年7月からアイランド(島陳列)型のチルドケースを店舗に順次導入してオリジナルスイーツの品揃えを拡充、導入店舗は約9200店舗(4月末現在)にまで広がった。オリジナルスイーツの売上高は今年4月で前年同月比約1.4倍に伸びている。