セブンーイレブン・ジャパン(SEJ)は4月25日付けで、子会社の米セブンーイレブン・インクに執行役員と部長級バイヤーを出向させる。
出向するのは執行役員オペレーション本部西東京ゾーン・ゾーンマネジャーの野田靜眞氏と商品本部飲料・加工食品部菓子・加工食品担当シニアマーチャンダイザーの高橋功一氏の2人。SEJが米子会社に役員クラスを常駐させるのは初めて。
米セブンーイレブンは酒とたばこ中心のマーチャンダイジング(MD)からサンドイッチなどファーストフードを強化する日本流MDに転換すると同時に、地方のコンビニチェーン買収などによって店舗網を広げ、業績を拡大中。2012年12月期はイトーヨーカ堂とそごう・西武の合計を上回る363億円の営業利益を稼ぎ出す予定だ。
日本流の経営ノウハウをさらに浸透させることで、北米での業績拡大を目指す。