イオンは3月15日、独自電子マネー「WAON(ワオン)」の2011年度(2011年3月~12年2月)の決済額が1兆26億円となり、初めて1兆円を超えたと発表した。
ワオンは2007年4月に発行を開始、牛丼の「吉野家」やコンビニエンスストアの「ファミリーマート」、ハンバーガーチェーンの「マクドナルド」などグループ以外でも利用可能店舗が広がっており、11年度末での累計発行枚数は前年比約30%増の2410万枚に伸びた。利用可能な店舗数(自動販売機や宅配便のドライバー端末を含む)も前年度末より3万6500ヵ所増え、約13万9000ヵ所となっている。
自治体などと提携で発行するご当地ワオンも66種類にまで増えており、ユーザーの裾野が広がっている。