ファーストリテイリング傘下のユニクロは3月16日、世界最大の旗艦店「ユニクロ銀座店」(東京都中央区)をオープンした。銀座のメインストリートである中央通り沿いの新築ビル「銀座コマツ東館」の1~12階を借り受け、約1500坪(約4950平方メートル)での展開となる。
15日に都内で記者会見した柳井正会長兼社長は、「(売上高は)年間100億円を目指す」と語った。
同社がグローバル旗艦店と位置づける大型店としては、「ソーホー ニューヨーク店」や「上海 南京西路店」などに次いで9店舗目。国内では2010年10月開業の「大阪 心斎橋店」に次いで2店舗目となる。
人気ブランド「アンダーカバー」とのコラボレーション商品やプロテニスの錦織圭選手着用モデルのウェアを世界に先駆けて販売するほか、着こなしの提案や店内案内および銀座周辺情報などの提供を専門とする「コンシェルジュ」、幼児・子ども服売り場には保育士・幼稚園教諭の資格を持つスタッフを配置するなどサービスでも世界最高水準を目指す。