住友商事は中国とインドネシアにおいて日用品のインターネット通販事業に参入する。中国・上海市とインドネシア・ジャカルタ市にそれぞれ2011年11月、12年2月に電子商取引専門の現地子会社を設立、中国では今年4月末から、インドネシアでは8月末からサービスを開始し、順次提供エリアを拡大していく。
住友商事は子会社の爽快ドラッグ(東京・渋谷区)を中核に国内でネット通販事業に取り組んでおり、ミネラルウォーター、健康食品、洗剤、ペット用品など8万点超の商品を取り扱う爽快ドラッグの売上高は今年度で120億円強を見込んでいる。
爽快ドラッグの経営ノウハウや商品調達力に加え、住友商事が持つ物流機能を活用することで日用品・食料品などのネット通販の年商を国内外合わせて1000億円規模にまで拡大させる計画だ。