【イオン】中国本社が始動、トップバリュの販売もスタート

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 イオンの中国本社が3月1日から始動した。イオンは日本、中国、アセアンの3本社体制でアジア全体での成長を図っていく方針で、アセアン本社についてもマレーシアで設立準備を進めている。

 イオングループ中国本社(北京市)の董事長・総裁にはイオン執行役中国事業最高経営責任者の辻晴芳氏が就いた。イオンは現在、イオンストアーズ香港、広東ジャスコ、青島イオンなど5つの地域法人がGMS(総合スーパー)を中心に事業展開しているが、今後は中国本社のもと食品スーパー、ショッピングセンター開発、クレジットカードなど総合的な事業展開を図り、江蘇省、湖北省などにも事業エリアを広げていく。

 また、9日からは中国5法人の61店舗でプライベートブランド「トップバリュ」の販売をスタートさせる。当初は115品目を投入、2012年度中には500品目、来年には1000品目に拡大する予定。初年度で2億4000万元(約30億円)の売上げを目指す。

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