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【米ウォルマート】中国ネット通販「1号店」を子会社化、51%出資へ

 米ウォルマート・ストアーズは2月19日、中国のインターネット通販サイト「1号店」の運営会社への出資比率を51%に引き上げ、子会社化すると発表した。同社は昨年5月に1号店に少額出資することを表明していたが、出資額や出資比率は明らかにしていなかった。

 

 ウォルマートは中国で200店舗以上を展開する一方、2010年からはネット通販事業にも乗り出している。消費者向けEC(電子商取引)サイトとして「タオバオ」や「360バイ」などに続く上位グループに属している1号店を傘下に収めることでネット通販事業の拡大を狙う。

 

 ウォルマートは今回の追加出資額についても明らかにしていない。過半数の株を取得するについては中国当局の承認が必要となる。