【ユニー】サークルKを完全子会社化した後、来年2月持ち株会社制へ

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 ユニーは2月16日、サークルKサンクスを株式公開買付(TOB)で完全子会社化した後、ユニーを会社分割し、持ち株会社制に移行すると発表した。持ち株会社への移行は来年2月21日を予定、新社名はユニーグループ・ホールディングス(HD)とする。

 持ち株会社の会長兼最高経営責任者にはユニーの前村哲路社長が、社長兼最高執行責任者(COO)にはサークルKSの中村元彦社長がぞれぞれ就任する。持ち株会社を通じてユニーとサークルKの連携を深めることで、プライベートブランドの開発を強化すると共に、物流センターの共同利用などによってコスト削減を進める。

 サークルKSのTOBは2月17日から開始、4月2日まで続ける。ユニーは現在、サークルKS株式の約47%を保有しているが、残りの株式を1株当たり1780円で買い付け、100%子会社化を目指す。買い付け総額は765億円となる見通し。

 持ち株会社移行後は、ユニー、サークルKSのほか、専門店子会社やカード子会社などがユニーグループHDの下に並列でぶら下がる形となる。

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