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【ヤマダ電機】12年3月期の売上高予想を1340億円引き下げ、特需の反動など

 ヤマダ電機は2月9日、2012年3月期の連結売上高が従来予想より1340億円少ない2兆200億円になりそうだと発表した。前期比微増の予想から一転、6.2%の減収になる見込み。前年の家電エコポイント制度変更に伴う駆け込み需要の反動減が大きい。

 

 一方、経常利益予想は1400億円(1.6%増)、純利益予想は770億円(8.8%増)に据え置く。経費削減などによって増益を確保する方針だ。

 

 同時に発表した11年4~12月期の連結業績は、売上高が13.9%減の1兆4309億円、経常利益は9.0%減の992億円だった。10月に中堅住宅メーカーのエス・バイ・エルを子会社化したが、業績に与える影響は軽微だった。店舗については55店舗を新設(4店舗を閉鎖)し、12月末での店舗数は657店舗となった。