日本マクドナルドホールディングスが発表した2011年12月期の連結業績は、営業利益が前年同期比0.2%増の281億円となり、微増ながらも過去最高益を更新した。10年12月期に計上した店舗閉鎖に伴う特別損失がなくなったことから純利益は69.1%増の132億円と大きく伸び、これも最高益となった。
不採算店や小型店の大量閉鎖と直営店からフランチャイズ(FC)店への転換を進めていることから売上高は6.6%減って3023億円だった。FCを含むチェーン全店売上高も1.4%減って5350億円となった。ただ、既存店売上高は1.0%増と8年連続で増えた。
店舗数は直営店が68店減の1269店、FC店が64店増の2029店となった。
12年12月期については、売上高3050億円(0.9%増)、営業利益294億円(4.3%増)と増収増益を予想する。