ブランド品の並行輸入品店と家電量販店を展開するセキド（東京・新宿区）は１月27日、家電のインターネット通販大手、ストリーム（東京・港区）と業務提携を結んだ。セキドが並行輸入したファッションブランド品をストリームのネット通販サイト「ＥＣカレント」「ｅ−ＢＥＳＴ」「特価コム」で販売するほか、両社が協力してブランド品の通販サイトを立ち上げる。これに合わせて、セキドはブランド品の物流センターをストリームの物流センターに統合し、コストを削減する。
セキドは東証２部上場で、ファッションブランド品の専門店23店と家電量販店14店舗を運営しているが、近年は業績不振が続く。2011年２月期の年商は218億円。一方、ストリームは東証マザーズ上場で400万人のネット通販会員を持つが、12年１月期は家電エコポイント制度の終了や地上波デジタル放送完全移行に伴う特需が終わり、売上げが低迷。年商は前期より40億円余り少ない340億円となりそうだ。