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【米バークシャー】英テスコの株式を買い増し、持株比率5%

 著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社、米バークシャー・ハザウェイが英テスコの株式を買い増し、注目を集めている。テスコが1月19日 に明らかにしたところによれば、バークシャー・ハザウェイは昨年末以降、市場でテスコ株を買い増し、同月13日時点で出資比率は3.21%から5.08に 高まった。

 

 テスコは売上高の過半数を占める本国イギリスの不景気もあって、足元では近年にない売上不振が続いており、株価は低迷気味。バフェット氏は長期投資を基本スタンスとしており、株価下落でテスコ株が割安になったと判断したものとみられる。

 

 金融調査会社の米ファクトセットによれば、テスコの筆頭株主は大手資産運用会社の米ブラックロックで、バークシャー・ハザウェイはこれに次ぐ第2位株主となった。
バフェット氏は赤字続きのテスコの米国事業フレッシュ&イージーに批判的な発言をしており、テスコにとっては2012年度に単年度営業黒字化という公約達成へのプレッシャーがますます強まりそうだ。