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【カルフール】中国での店舗数が200店を突破、12年は30店舗程度新設の計画

 小売業世界第2位のカルフール(フランス)が中国での出店を加速する。同社は昨年11月末、江蘇省常州市に売り場面積約8000平方メートルのハイパー マーケットを新設し、中国での店舗数が200店に達したが、12月にも安徽省合肥市と遼寧省錦州市に出店するなど昨年末での店舗数は203店にまで増え た。

 

 同社は1995年に外資の大手小売業としては初めて中国に進出。2007年以降は一段と出店を加速させ、年間20~25店を出店してきた。中国チェーン ストア協会によれば、2010年のカルフールの中国での売上高は405億元(約4860億円)で、 小売業としては中国国内で7位、外資では台湾の大潤発(RTマート)に次いで第2位となっている。

 

 ヨーロッパ経済が低迷するなかでカルフールにとって中国市場の重要性はますます高まっており、12年は新規出店数を30店舗程度にまで積み増す計画だ。