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クックパッド、ANAと連携して地方食材を首都圏に配達 最短で収穫翌日

 クックパッドは5月19日、生鮮食品EC(インターネット通販)の「クックパッドマート」で、地方の食材を最短で収穫の翌日に首都圏一都三県のユーザーに届けることが可能になったと発表した。

 ANAホールディングス傘下のANAカーゴ(東京都港区)と連携し、食材を空輸する。例えば、高知県の食材はこれまで収穫後5日程度かけて一都三県に届けていたが、最短翌日に届けられるようになった。

 クックパッドマートのユーザーからアプリで注文を受けた地方の生産者は、ユーザーが指定した配達日に合わせて各地の空港にあるANAの集荷拠点に商品を持ち込み、出荷する。商品はANAの航空機で羽田空港へ空輸され、クックパッドマートの流通網を通じて宅配ボックス「マートステーション」に配達され、ユーザーが商品を受け取る。

 クックパッドマートとANAカーゴは、今後さまざまな地方の食材をクックパッドマートで取り扱うほか、一都三県で開催される食関連イベントでの出店などを視野に入れ、連携を強化する。

 クックパッドマートは、食の生産者や小売店など1000を超える出店者の食品、日用品など約1万5000種類の商品を取り扱う生鮮食品ECプラットフォームで、現在、一都三県の約700カ所にマートステーションを設置している。