イオンは11月30日、食品スーパー子会社のマルナカ(高松市)と山陽マルナカ(岡山市)の新しい取締役人事を発表した。両社を子会社化した11月25日時点でマルナカの代表取締役会長にマックスバリュ西日本会長だった藤本昭氏、山陽マルナカの社長にイオン琉球社長だった栗本健三氏が就任することを明らかにしていたが、さらに常勤取締役として3人ずつを派遣する。
マルナカに派遣するのは専務の浅田博氏(イオン商品調達常務)、常務の古原伸一氏(イオン経営管理部長)、取締役の永田浩二氏(イオンSM事業戦略チーム)の3人。
一方、山陽マルナカには専務の鈴木芳知氏(イオンリテール執行役員食品商品企画本部長)、常務の野崎龍彦氏(イオングループ経営管理責任者付)、取締役の大和保公氏(マックスバリュ西日本取締役MV西兵庫事業本部長)を派遣する。
このほか、非常勤取締役として2人ずつ、常勤監査役を1人ずつ両社に送り込む。これにより、マルナカの取締役は非常勤を含めて12人のうち6人、山陽マルナカは9人のうち6人がイオンから派遣されることになる。