日本フードサービス協会が発表した10月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比0.5%増と3ヵ月ぶりのプラスとなった。節電の影響で低迷した8月の3.3%を底に、9月は0.8%減、10月は0.5%増と回復傾向にある。
天候に恵まれたこともあって客数が1.1%増と3ヵ月ぶりにプラスに転じたことが大きかった。業態別では店舗数が増えたファーストフード(1.4%増)とディナーレストラン(1.1%増)が売上高が前年を上回ったが、ファミリーレストランは横ばい、パブ・居酒屋(2.4%減)と喫茶(0.3%減)はマイナスだった。