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【米ターゲット】第2四半期は10%の増益、既存店は1.7%の増収

 米ディスカウントストア大手のターゲットが発表した2011年1月期第2四半期決算(10年5~7月)は、営業収益(売上高とクレジットカード収入の合計)が前年同期比3.1%増の155億ドル(約1兆3500億円)、EBIT(金利・税引き前利益)が10.0%増の12億ドル(約1100億円)だった。

 

 客数の伸びと衣料品販売が好調で、小売事業の売上高は3.8%増の151億ドルとなり、既存店ベースでも1.7%伸びた。ライバルのウォルマートの国内既存店が1.4%の減収だったのに対し、ターゲットの好調さが目立っている。

 

 クレジットカード事業でも不良債権処理に関連する支出が大きく減ったことから、EBITは約2倍の1億7000万ドル(約147億円)に増えた。

 

 第2四半期累計(2~7月)で見ると、営業収益は4.1%増の311億ドル(約2兆7000億円)、EBITは15.2%増の25億ドル(約2180億円)、小売事業の既存店売上高は2.2%増(前年同期は5.0%減)となっている。