ファーストリテイリング傘下のユニクロは３月５日、東京・渋谷に売場面積600坪（約2000平方メートル）の大型店「ユニクロ渋谷道玄坂店」をオープンした。東京都心に立地する店舗としては昨年４月開業の新宿西口店（580坪）、同10月に増床オープンした銀座店（700坪）などと並んで最大級の規模となる。
ユニクロの標準的な売場面積は250坪となっているが、今後は500坪以上の大型店を増やしていく方針。500坪以上の大型店は2004年秋に大阪・心斎橋に１号店をオープンして以降、約80店舗（2009年末）に増えているが、これからは年間20～30店舗のペースで出店を続け、最終的には国内で200店舗にまで増やす。
今回オープンした渋谷道玄坂店は、商業施設ビル「ザ・プライム」の地下１階から地上２階の３フロアへの出店で、立地特性に合わせて子供用衣料は取り扱わない。